ラクーンの施療方針及び手技について

PNFテクニックと筋エネルギー・テクニックを用いたストレッチングをベースとした施術により、障害における痛みの緩和や症状の改善に導きます。更に、それらのテクニックを用いることにより、筋肉や関節の中にある感覚器を刺激し反射機能を高め、筋肉の協調性やバランスを整える事ができ、疲労回復の促進や障害の予防につながります。また反射機能を高めることにより、運動機能を改善・向上させることができ、アスリートにおいては、競技パフォーマンスを向上させることができます。ラクーンでは、人々の様々な悩みやニーズに合わせた施療・コンディショニングを提供しています。

【手技説明】

ストレッチング	ストレッチングとは、スポーツや医療の分野において、アスリートや患者の筋肉を良好な状態にすることを目的で施術される筋肉の伸張法です。ストレッチングには大きく分けて2種類あり、筋肉をゆっくりと伸ばしていき、その伸張状態を維持する静的伸張法（スタティック・ストレッチング）と、筋肉を反動を利用して伸張させる動的伸張法（バリスティック・ストレッチング又はダイナミック・ストレッチング）があります。＊当施療院では、前者の筋肉を無理せずゆっくりと伸張させる静的伸張法（スタティック・ストレッチング）をベースに症状に合わせた施術を行っております。ストレッチングには様々な効果があり、直接的には　・筋肉や結合組織の柔軟性の改善　・筋肉の緊張緩和　・筋委縮の抑制　・血流改善　・神経機能の改善などの効果があり、これらは筋肉の痛みの緩和や関節可動域を改善し、さらに身体機能や姿勢の改善・障害予防にも効果をもたらします。また、ストレッチング（主にスタティック・ストレッチング）には、自律神経活動において、副交感神経活動を有意に働かせ、リラクゼーション効果をもたらし、疲労回復を促進します。近年、生活習慣病の一つである動脈硬化の抑制やメタボリックシンドロームの予防に効果的であるということが研究により報告されてきています。
PNF	PNF（固有受容性神経筋促通法）とは、脳性麻痺や術後のリハビリテーションに用いられる施療技術であり、PNF パターンといわれる独自の対角・螺旋運動に抵抗を加え、身体における様々な感覚器に刺激を与え、“神経－筋”メカニズムを活性化させることにより、劇的に運動機能を回復させる特殊ファシリテーション・テクニックです。近年、旧東ドイツや旧ソ連はこのファシリテーション・テクニックに注目し、競技スポーツにおいて、選手の潜在能力を引き出すためのトレーニング・テクニックとして応用し、競技力強化とパフォーマンス向上のためのコンディショニングとして体系化しました。（その結果、オリンピックの陸上競技等において好成績を残し、スポーツ大国へと発展することになります。） PNF は、リハビリテーションやスポーツコンディショニングの分野だけでなく、現代のストレス社会に生きる人々が身体的・精神的に豊かな生活を送るため、様々なニーズ（健康・障害予防・アンチエイジング・ダイエット・ボディメイキング・プロポーション改善など）に応える無限の可能性を秘めた施療技術です。
カイロプラクティック	カイロプラクティックとは1895年にアメリカのダニエル・デビッド・パーマーによって確立され、WHOにより認可されている代替医療のひとつ。原理としては、疾病の原因が脊椎などの椎骨（運動分節）の構造的、機能的な歪みにあるとの考えに基づき、人体における椎骨・骨盤などの構造的アンバランスや歪みを、手技・運動等により矯正し、中枢からの神経伝達を正常な状態に戻すことにより、構造的アンバランスや歪みからくる筋肉や内臓等の各器官の機能障害、また健康全般への影響を診断、治療、予防し、薬物や外科をなるべく用いずに、自然治癒力を取り戻させようとする手技療法です。

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